桜並木診断検討会 07/5/21

e0027974_19332940.jpg主席者  東山R.C会長 松野一彦  次期会長 奥村敦  10周年社会奉仕委員長 乙部健司
     大島造園土木〔株〕樹木医 勝又豊伸
     愛知池友の会  天野  高橋〔親〕 加藤功  岡部

生育不良木の診断
(A)樹高2m程の木の先が枯れた状態は、樹木自身が、その地盤に植えられた環境になじむために、努力している証明で、また新しい芽が出てくる。
(B)根元付近に若い芽がでるのは、自身の幹に日陰を作るためで切らないでほしい。幹の南面だけ赤色に変色したのは日焼けの状態である。
(C)桜No 40~No 65のあたりの生育状態が良いのは、南側の法面の樹木の日陰になり、根元の地盤も温度が上昇しないし、また微生物も繁殖する理想的な場所に育っている。
(D)害虫駆除 
モモアカアブラムシが繁殖しているが蟻が媒介する。退治するには幹に銅線かアルミホイールを巻くと蟻は木に上らない。(銅線はロクショウをふく)
    毛虫(コウマダラエタサク、モンクロシャチホコ)が多い。退治法は殺虫剤で商品名はトレボン(水溶液で人畜無害)がある。
  スズメなど小鳥が害虫を食べてくれるが小鳥の住み着く環境も整えなければならない、生態系を調査して鳥にあう巣箱を設置するのも良い。

生育不良木の標準的蘇生方法
(1)根元の周りの地盤を半径1.0m 深さ0.5m程度をほぐし肥料を混合し根張りを助ける。
(2)根元から放射状に5~6箇所溝状に幅・深さ0.50m 長さ1.0mをほぐし(1)同様をする。
(3)根元から1.0mの周りに5~6箇所、オーガーで径15cm 深さ1.0mの穴を掘り透水性のよい土に、肥料を混ぜ土壌改良し埋める。硬い地盤でも根の先端がその穴めがけて延びてくる。
(4)夏季地盤が温度上昇したときも、樹木は温かくなった地下水を吸い上げ自ら衰弱する、それをできるだけ防ぐため、付近の雑草を刈り取り根元の周りに半径1.5m 厚さ5cm程度に雑草を均等に敷き詰める。
(5)肥料の商品名はOH-C肥料という堆肥にパーライトを混合してある、1袋当たり14kg/20Lで単価は1250円/袋である。                                  
総   括
    ・生育状況は良くないが全体に絶望的になることもない。
    ・この土地で経済的な蘇生工法は(3)が最も適している。
    ・施工時期は樹木の冬眠期1~2月頃がよい。
    ・施工方法、使用材料を成分表添付の上、水資源機構に折衝して了解を得る。
    .・大島造園が工事費を見積もり東山R.C宛提出し検討する。なお予算は30万円ほどある。 
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by aichiiketomonokai | 2007-05-28 19:30
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